もくじ
仮想通貨ビットコインBTC前回の半減期前と大きく違う3つのポイント
仮想通貨ビットコインBTCは現在堅調に推移しており上昇中です。
結構上げてきている印象がある為、
もうそろそろ調整が来るのでは?
半減期前に一旦暴落が来る。
と考えている人も多いです。
しかし、僕が考えるに前回のバブル前と決定的に違うポイントが3つあり、これが下値を支えていると考えています。
チャートは結果論となり、どうなるかは市場が決めますが、僕の見解では調整が入るにしても、あまり深くは入らないのではないかと考えています。
この記事では、なぜそう思うのか3つのポイントについて解説をしていきます。
ポイント1:ETFの承認の可能性が高いから
ビットコインはETFの承認が間近だと言われています。
Coinpostの記事によると、2024年1月8−10日の間に承認される可能性が高いということです。
この強烈なファンダにより、期待上げされています。
しかし、一方ではETFの承認はすでに織り込み済みの為、ETFが承認された瞬間に利益確定売りが起こると予想する人もいます。
ここまでの強烈なファンダは前回の半減期前にはなかったものですので、今後どのようになるのかは未知数です。
ただ、一筋縄ではいかないのが投資の世界。
この後、お話する他のファンダもありますので、ETF承認後簡単に下落とはならない可能性も十分にあります。
ポイント2:ドルの利下げが織り込まれている
コロ助が流行り始めてから世界各国でばら撒きが起こり、その影響で株価が暴騰しました。
それに追い討ちをかけてロシアとウクライナでドンパチが起こり、原油価格が暴騰し、インフレが加速しました。
2022年 消費者物価上昇率(IMF統計) |
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順位 | 国名 | 単位:% | |
1 | ジンバブエ | 193.40 |
|
2 | ベネズエラ | 186.54 |
|
3 | レバノン | 171.20 |
|
4 | スーダン | 138.81 |
|
5 | アルゼンチン | 72.43 |
|
6 | トルコ | 72.31 |
|
7 | スリナム | 52.45 |
|
8 | イラン | 45.75 |
|
9 | スリランカ | 45.21 |
|
10 | エチオピア | 33.94 |
この流れの影響でご存知のように日本でも物価が高騰しています。
その為、世界の中央銀行はインフレを退治する必要があり、どんどん利上げを行なっていったのです。
取扱通貨国 | 政策金利 |
日本 | -0.10% |
米国 | 5.25% ~5.50% |
ユーロ | 4.00% 4.50% 4.75% |
英国 | 5.25% |
豪州 | 4.35% |
NZ | 5.50% |
カナダ | 5.00% |
スイス | 1.75% |
南アフリカ | 8.25% |
香港 | 5.75% |
トルコ | 40.00% |
中国 | 3.45% |
メキシコ | 11.25% |
ブラジル | 11.75% |
このように金利が高いことから、金融資産よりも預金をした方がリスクなく儲けることが可能でした。
その為、多くのお金が銀行に預けられたのです。
しかし、いつまでも高金利を続けるわけにはいきません。
利上げをしすぎると住宅が売れなくなり住宅やそれに伴う下請け業者などが儲かりにくくなります。
また、金利が上がると融資を受ける企業も減少傾向になりますから、それに伴い企業の資金繰りが厳しくなったり、雇用を積極的に行えなくなるなどの悪循環が生じてきます。
その為、インフレ退治ができたと判断した場合は利下げを行なっていく必要があります。
そして、2024年からいよいよ利下げが始まると言われており、その結果、株や仮想通貨、ゴールドや債券などの金融商品に資金がもどり始めているのです。
当然、仮想通貨にも資金が集まってきていますので、これが今回、ビットコインの価格を押し上げている要因の1つになっています。
ポイント3:時価総額
ビットコインは時価総額が年々上がってきており、
2017年3月:約220億ドル
2021年2月:約1兆ドル
2023年12月:8400億ドル
2024年:?
2025年:?
となっており、2024年ー2025年にピークを迎えるとなると、それ相応の時価総額になることが予想されます。
次回のピーク時には1BTCあたり1350万ドル以上になるとの見方がされていたりそれ以上の金額まで上昇するというアナリストもいる。
仮に1350万ドルに達した場合は1BTCあたり約2000万円ということになりますが、もちろんこれは確定はありません。
もしここまで価格が上昇した場合は時価総額が現在価格の3倍ほどで2兆5千億ドルほど入ってくるということになると思いますが、2兆5千億ドルとなると、日本円で約380兆に達することになりますので、これまでのように一気にチャートが上昇するとも思えません。
例えば、前回のバブルでは最高値69000ドルで1兆2700億ドルとなっていますが、この後価格が4分の1以下になってった為、その分資金が抜けていったわけです。
この時の約2700億円ぐらいまで時価総額が下がったことになりますが、資金が抜け切るまで(そこをつけるまで)に1年以上の時間がかかっています。
これから最高値を目指して、もし仮に1350万ドルほどまで上昇する場合、今調整していると最高値をつけるのは厳しくなってくる可能性も出てきます。
また、仮に現在価格から半減期までに時価総額が数ヶ月で50%ほどの暴落が起こったりした場合、時価総額が100兆円以上減ることになりますので、ここまで資金が減って、その後それ以上の金額が一気に市場に雪崩れ込んでくるのかも疑問です。
ですので、この上げは最高値を目指すには適正だと僕は考えていますし、仮に大きな調整が入ったと仮定しても1万ドルー1万5千ドル規模の下落と考えた方が自然な気がします。
ですので、結論を言いますと僕はこれからバブルまでの間、ビットコインの調整が来るとしても、50%規模の暴落はなく、落ちたりしても20ー30%規模の調整が入る程度だと考えています。
最後に
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