もくじ
ANAマイルよりお得！？ユナイテッド航空のマイルとの比較
ANAとユナイテッド航空は共にスターアライアンス系ですが、マイル使用時の特典航空券の発券条件は航空会社によって変わってきます。
その為、マイルの使い方次第でお得度が変わってきますので、特典航空券を発券する際は慎重にマイルの使い方を検討したいものです。
今回は同じスターアライアンス系でもどのような違いが出てくるのか？
ANAマイルとUAマイルで同じ時間の同じ特典航空券を検索して、比較していこうと思います。
まず日本の国内線をANAマイルとUAマイルで比較
今回は大阪（伊丹）から沖縄（那覇）、東京（羽田）、札幌便でどれぐらいの差が出るのかをみていきたいと思います。
大阪（伊丹）ー沖縄（那覇）便
まずは「大阪（伊丹）ー沖縄（那覇）便」からです。
今回は
２０２３年１１月７日１３時５５分ー１６時１０分
２０２３年１１月１０日１１時１５分ー１３時１０分
の同じ便で検索をかけてみました。
ANAマイルの場合
UAマイルの場合
UAは同じスターアライアンスの為、ANAの同じ便を予約することができます。
しかし、
ANAマイル：１５０００マイル
UAマイル：１０５００マイル
と４５００マイルもの差が生まれました。
この差は非常に大きいですよね。
大阪（伊丹）ー東京（羽田）便
次に「大阪（伊丹）ー東京（羽田）便」を検索してみようと思います。
今回は
２０２３年１１月７日１１時００分ー１２時１０分
２０２３年１１月１０日１４時００分ー１５時１０分
の同じ便で検索をかけてみました。
ANAマイルの場合
UAマイルの場合
結果は先ほどと同様
ANAマイル：１２０００マイル
UAマイル：１０５００マイル
と１５００マイルの差が生まれました。
大阪（伊丹）ー札幌便
次に「大阪（伊丹）ー札幌便」を検索してみようと思います。
今回は
２０２３年１１月７日１３時５０分ー１５時３５分
２０２３年１１月１４日８時２５分ー１０時２５分
の同じ便で検索をかけてみました。
ANAマイルの場合
UAマイルの場合
結果はこちらも同様
ANAマイル：１５０００マイル
UAマイル：１０５００マイル
と４５００マイルの差が生まれました。
結果は一目瞭然同じANAの便を予約しても必要マイル数が違う
結果は一目瞭然で同じANAの便を予約しても、必要マイル数が違い、UAマイルで予約した方が断然お得という結果になりました。
ですので、ANAの国内線をマイルで予約する場合はUAマイルを使った方がお得に予約できますので、マリオットボンボイカードやセゾンマイレージプラスなどのクレジットカードを持っているという方はUAマイルで予約をした方が良さそうです。
国際線をANAマイルとUAマイルで比較
次に国際線を比較していきたいと思います。
まず、大きく違うのはANAとユナイテッド航空は同じスターアライアンス系でもサーチャージの有無が変わってくるということです。
大きく違いますので、しっかりチェックしておきましょう。
ユナイテッド航空
ANA
中国国際航空
エアインディア
アシアナ航空
シンガポール航空
タイ国際航空
オーストリア航空
ルフトハンザドイツ航空
スカンジナビア航空
スイス航空
トルコ航空
エアカナダ
ニュージーランド航空
エバー航空
ハワイアン航空
など
同じスターアライアンス系のマイルを使うといっても、こんな感じで大きく変わってきます。
当然、検索にかけた場合もそうで、ANAとユナイテッド航空で差が出てくる場合があります。
では、どのような形で差が生まれるのでしょうか？
これから解説をしていきます。
アメリカ路線
大阪（関西）ーグアム便
まずは「大阪（関西）ーグアム便」からです。
今回は
２０２４年１月１４日１１時０５分ー１５時４５分
２０２４年１月１８日１６時５０分ー１９時５５分
の同じ便で検索をかけてみました。
ANAマイルの場合
UAマイルの場合
結果は
ANAマイル：２００００マイル（２１９７０円）
UAマイル：４００００マイル（５９７０円）
となり、ANAマイルで予約した場合がマイル数が２００００マイル少なくて済み、支払い総額はANAの方が１６０００円多いという結果になりました。
東京（成田）ーハワイ（ホノルル）便
次に「東京（成田）ーハワイ（ホノルル）便」です。
今回は
２０２４年４月７日２０時１０分ー０８時３０分
２０２４年４月１２日１１時３５分ー１５時１５分
の同じ便で検索をかけてみました。
ANAマイルの場合
UAマイルの場合
結果は
ANAマイル：３５０００マイル（４６４６０円）
UAマイル：９０７００マイル（７４２０円）
となり、ANAマイルで予約した場合がマイル数が５５７００マイル少なくて済み、支払い総額はANAの方が３９０４０円多いという結果になりました。
大阪（関西）ーサンフランシスコ便
最後に「大阪（関西）ーサンフランシスコ便」です。
今回は
２０２３年１１月１２日１８時３０分ー１１時２５分
２０２３年１１月２０日１１時０５分ー１６時２５分
の同じ便で検索をかけてみました。
ANAマイルの場合
UAマイルの場合
結果は
ANAマイル：５００００マイル（６３７５０円）
UAマイル：１１００００マイル（７５１０円）
となり、ANAマイルで予約した場合がマイル数が６００００マイル少なくて済み、支払い総額はANAの方が５６２４０円多いという結果になりました。
アメリカ路線以外
大阪（関西）ーシンガポール便
まずは「大阪（関西）ーシンガポール便」からです。
今回は
２０２４年１月１５日２３時２０分ー０５時１０分
２０２４年１月１８日１４時０５分ー２１時１０分
の同じ便で検索をかけてみました。
ANAマイルの場合
UAマイルの場合
結果は
ANAマイル：３５０００マイル（１０８３０円）
UAマイル：４２０００マイル（１０８３０円）
となり、ANAマイルで予約した場合がマイル数が７０００マイル少なくて済み、支払い総額は同じという結果になりました。
大阪（関西）ーバンコク便
次に「大阪（関西）ーバンコク便」です。
今回は
２０２４年２月１２日１７時２５分ー２２時００分
２０２４年２月１５日０８時１５分ー１５時４５分
の同じ便で検索をかけてみました。
ANAマイルの場合
UAマイルの場合
結果は
ANAマイル：３５０００マイル（３１０４０円）
UAマイル：４２０００マイル（１０８３０円）
となり、ANAマイルで予約した場合がマイル数が７０００マイル少なくて済み、支払い総額はANAの方が２１２１０円が多いという結果になりました。
最後に
僕個人的に意見としては、ANAマイルとUAマイルだけで比較をした場合、
国内線：UAマイルでの予約がお得
国際線：アメリカ路線はANAマイルでの予約がお得、他の路線はUAマイルでの予約がお得の場合がある
となりました。
国内線だと、UAマイルの方が少ないマイル数で済み、国際線はアメリカ路線の場合、UAマイルで予約すると必要マイル数がANAマイルに比べて高すぎます。
ただ、UAマイルでアメリカ路線を予約する場合はビジネスクラスの予約も比較的容易にできることから、どうしてもビジネスクラスで予約をしたいという方はUAマイルを使っての予約が良さそうです。
また、UAマイルでの予約の場合、タイ国際航空やエアカナダ、中国国際航空、オーストリア航空などはUAマイルで予約するとサーチャージ無料なのに対して、ANAマイルで予約するとサーチャージがかかりますので、これらの提携航空会社で特典航空券を発券したい場合はUAマイルでの予約が良さそうです。
ANA、UAいずれを使うにしても、国際線の場合、サーチャージ無料の提携航空会社がコロコロ変わってしまう場合があります。
マリオットカードを使っているという方は他の提携航空会社のマイルに交換でき、特典航空券を発券できますので、もっと良い条件で特典航空券を予約できるケースも十分に考えられますので、比較して効率良く予約するのが良いでしょう。
ぜひ、参考にして頂けますと幸いです。
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